ステータスリポート更新!

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-12 [JAXA SPACESTATION]

今回のトピックスとしては、スペースシャトルの打ち上げの延期と、それに伴う宇宙ステーション自体のリブーストの延期ですかね。
ラジエターの回転制御系にトラブルも出たようですが、まぁこんなのはそれほど重要な問題でも無さそうですし、そもそもバックアップの制御系が動いているのであれば問題ないでしょう(その為のバックアップですし)。

それよりも、気になるのがスペースシャトルの延期ですよ。
嵐の影響で外部燃料タンクが損傷したとのこと。確かにシャトルの外部タンクは非常に軽い発泡スチロールのような断熱材で覆われているようですから、ちょっとしたことでも大きく傷が付いてしまいそうです。
構造上、軽くて断熱力に優れている物というと、どうしても脆弱な素材になってしまいますから、この点は今のスペースシャトルのシステムではどうすることも出来ない問題ですね。

私自身はスペースシャトルの技術というのは現在でも大変優れた物だとは思っているのですが、それでもやはり基本的な考え方は1970年代のロケットの延長でしかありません。飛行機のような形をしているだけに、アポロなどのカプセル型宇宙船に比べ親近感もあるし、なにより機体がそのまんまの形で帰還するシーンを何度も見ると、もの凄く先進的な感覚すらしてしまいますが、実は巨大な飛行機型カプセルを打ち上げて帰還させているに過ぎないんですよね。まぁ再利用可能なように機体は断熱材で覆っていますが、そのメンテナンス費用ももの凄いみたいですし。

ようするに、パッと見るともの凄く先進的そうに見えても、実はかなり無理して頑張って凄く見せているだけとも言えます。
本来なら、一般的な航空旅客機のように、燃料補給と少々の整備、チェックで再度の飛行が出来る事こそが目指していた理想のはずですし。
やはり再突入の問題が一番大きいのだとは思うのですが、今のようなタイル張りの断熱ではなくカーボンファイバー等の新素材(と言うほど新しくもないですが)を使ってみるとかはダメなんですかね。
確かに高価ですが、メンテ費用等を考えると、タイル張りよりトータルで安くなる気もしますし。

まぁそろそろシャトルは退役に近づいてますから今更システム変更は無いんでしょうけどねぇ。

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宇宙ステーション関連

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-11 [JAXA SPACESTATION]

今回は、予定通りならシャトル到着前の最後の船外活動ですね。
ロシアの宇宙服を着用しての活動との事。
プログレス補給船のアンテナの格納と共に、いろいろ作業があったようです。
中でも欧州補給機「コロンバス」のドッキング準備の為の作業が目新しいですね。
欧州補給機は今年中にうち上がり、ISSへの補給物資の搬送を行う機体です。
現在補給機として主に利用しているプログレスは、実質的にはソユーズの気密室に
再突入能力や生命維持の能力を省いて簡略した物ですから、まとめて送り込める
物資の量はそれほど多くないんですよね。
そこでこの欧州補給機「コロンバス」です。パワーのあるアリアンロケットで打ち
上げる為、サイズを大きく出来、その分補給物資を大量に送り込めるわけですね。

今のところ、居住スペースはここ数年それほど拡張されていませんが、今後は
日本のきぼうモジュールや欧州実験モジュールもうち上がりますから、居住スペース
も含め、機密スペースの拡大と共に必要な物資も多くなります。
そこで大型の補給機が必要となるわけですね。

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国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-10 [JAXA SPACESTATION]

今回のステータスレポートは、前回のレポートの確認と、次回の船外活動への準備作業についてと言う感じで、特に大きなトピックは無さそうですね。
ただ、ここのステータスレポートに出ていて「おっ」と思ったのですが、シャトルは既に射点に移動しているようですね。
クローラーに乗せられゆっくりと射点に移動するシャトルってのもまた雄大なんだろうなぁ。
うーん。かっこいいぞ(見たこと無いから想像ですが)。

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宇宙ステーションのお話

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-09 [JAXA SPACE STATION]

小規模なトラブルが発生した模様ですね。
ブレーカーが落ちてしまい、それに伴って通信システムや姿勢制御ジャイロの一部等が機能を停止したようです。
しかし割とすぐに復旧したようで何より。
それにしてもこれだけ厳重に管理された宇宙船内でもブレーカーが落ちる事ってあるんですね。
あー、むしろ電力的には限られた量を使っているだけシビアなのかもしれませんね。

次は何のトラブルもなければ22日に船外活動があるようですが、これも上手く行って欲しいものです。

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宇宙ステーション関連のお話

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する日本人宇宙飛行士の決定 [JAXA]

平成20年度中に3ヶ月の長期滞在クルーとしてISSに打ち上げられる飛行士に若田さんが決まったようですね。
バックアップクルーが野口さん。どちらの方達でもシャトルでのフライト経験がある人ですから安心ですよね。
それにしても、いよいよ今年から「きぼう」モジュールの打ち上げが始まる予定ですが、宇宙空間に日本の建造物が浮かんで、そこに人が滞在すると言うのは何だかとてもワクワクします。人工衛星のような生命維持のために必要な設備がいらない構造物とは違い、人が有る程度「快適に」生活出来るシステムを作る最初の構造物が宇宙ステーションのモジュールってのはなんかちょっと凄いですよね。

まぁ最も、実は宇宙空間で生命維持する建造物は、気密性とか耐圧といった部分では潜水艦よりずっと条件は楽なんでしょうけど(アポロの月着陸モジュールは軽くするためにアルミのような断熱用の金属箔でミリ単位の薄さだったという話も伺ったこと有るし)水の中とは違った温度変化や太陽光、放射線対策、デブリ対策は必要なわけで、この辺りが作る上でのポイントなんでしょうね。

もちろん基本的にはNASAが提示した仕様書を元に外壁やら構造体のサイズやら生命維持システムやらを作っているんでしょうけど、初の製造品としての出来が気になります。

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-08 [JAXA SPACE STATION]

今回も船外活動ですね。
まだあと1回、今度はロシア製のオーラン宇宙服を着用した船外活動が残されているようですが、立て続けに船外活動を行ったのは、飛行士への負担を考えてのことのようですね。
船外活動を行うには事前準備に100時間必要と考えると、単純に4日間以上の準備が必要と言うことになります。
シャトルドッキング時に船外活動を行う際良く行っている、キャンプアウトという行為もその一環でしょうね。
ほぼ真空状態の空間に出て行くと言うのは、簡単なことではないんですね。

ガンダムのように気密服(って言う割には身体にフィットしている気がするが)を着てすぐに宇宙に出て行くと言うのはまだまだ先の世界になりそうです。少なくとも気密服内の気圧や気体の成分が宇宙船内と同じ状態に出来ないとマズイわけですから。

そう言えば、最近、深夜ですが銀河鉄道物語というアニメを見ています。まぁ厳密に言えばビデオに撮って休みの日に纏めてみている感じなのですが、リアリティーという点では色々突っ込み所は山のようにあるけど、松本零士作品は端的に言って面白いですね。

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